ニュース 金融 作成日:2017年2月16日_記事番号:T00068986
中央銀行(中銀)が15日発表した外国為替取扱指定銀行(DBU)による1月末の人民元預金残高は2,773億2,800万人民元(約4兆6,000億円)で3カ月連続で増加した。オフショア銀行部門(OBU)は前月比5.3%減の335億7,600万人民元だったものの、合計預金額は3,109億5,400万人民元で、前月比0.1%の減少にとどまった。人民元安の進行にもかかわらず、台湾での人民元預金需要は底堅いようだ。16日付工商時報が報じた。
中銀関係者はこの理由について、台湾は香港やシンガポールなどの金融センターと異なり、人民元預金は台商(中国で事業展開する台湾系企業)と個人の自己資金が中心で、特に台商に一定の需要があると説明。また、台湾元預金の金利が1%前後なのに対し、人民元建ては2.5~3.5%と比較的高いほか、人民元は長期的には再び上昇に転じるとみられていることを挙げた。
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