ニュース 運輸 作成日:2017年2月16日_記事番号:T00068991
中華航空(チャイナエアライン)の何煖軒董事長は15日、今年第4四半期にロンドン直航便を再就航するほか、東南アジアなどとの関係強化を目指す蔡英文政権の「新南向政策」に呼応し、タイ、ミャンマー、カンボジア線を増便する計画を示した。16日付経済日報が報じた。
中華航空は従来、今年半ばのロンドン就航を予定していたが、「エアバスA350」の引き渡しが2カ月遅れるため、第4四半期にずれ込む見通しだ。謝世謙総経理は、ロンドン・ガトウィック空港の予定だったが、規模が大きく交通の便もよいヒースロー空港への就航を目指すと話した。
また何董事長は、エアバスの東南アジア航空機材料出荷センター建設計画に協力を求められており、早ければ年内に契約し、着工すると話した。中華航空は子会社が建設中の整備工場でエアバスと提携している。
同社100%子会社となった格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)は今年1月に3,000万元(約1億1,000万円)の黒字を計上した。春節(旧正月)連休があった昨年2月以来の黒字だ。タイガーエア台湾は、不採算路線の見直しや日本線の強化で、第1四半期通期の黒字化を目指すと説明した。何董事長によると、春節連休で1月の搭乗率は77%まで上昇した。2月は228和平記念日(2月28日)連休があり、搭乗率85%以上を予測している。
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