ニュース 社会 作成日:2017年2月16日_記事番号:T00068993
陳水扁政権時代、台湾本土派の政治番組キャスターとして人気を集めた作家の汪笨湖(本名・王瑞振)さんが16日、難病の骨髄性異形成症候群のため死去した。63歳だった。中央社などが報じた。
汪さんの「愛台湾」の熱い語りくちは、当時他番組にモノマネコーナーができたほどのブームを呼んだ(16日=中央社)
汪さんは民進党が初めて政権を獲得して台湾人意識が高まりを見せていた2002年、年代電視台で政治討論番組「台湾心声」のキャスターに就任。台湾への「愛国心」を核に本土派の声を台湾語で堂々と語り大人気を博した。「台湾心声」が05年に放送を終了した後も他局で活動を続けたが、陳総統に汚職疑惑が持ち上がり支持率が下落するとともに台湾本土派の番組人気も低下。08年の馬英九政権への交代後は、政治討論番組自体が以前ほど見られなくなった。
汪さんの死去に対し総統府の黄重諺報道官は、「一生を台湾本土文学と郷土文化の推進に捧げた。死去を惜しむ」とコメントした。
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