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中華電信とNTT・伊藤忠、次世代ネットワーク技術で協力


ニュース 電子 作成日:2017年2月17日_記事番号:T00068998

中華電信とNTT・伊藤忠、次世代ネットワーク技術で協力

 通信キャリア最大手、中華電信は16日、日本電信電話(NTT)、伊藤忠商事と、次世代の重要なネットワーク技術となるソフトウエア・デファインド・ネットワーク(SDN)およびネットワーク機能仮想化(NFV)に関する技術協力を行うことで覚書(MOU)を交わした。3社は今後、ネットワークアーキテクチャーに関する規格を共同で制定し、新たな通信設備サプライチェーンおよびエコシステムの構築を進めるほか、中華電信はSDN技術の導入を加速させることで第5世代移動通信システム(5G)時代への移行に道筋を付けたい考えだ。17日付経済日報が報じた。

 中華電信の林国豊執行副総経理は、SDN、NFVアーキテクチャーはネットワーク構築コストを低減できるだけでなく、スピーディーで柔軟なサービス提供を可能とすると指摘。またSDN、NFVアーキテクチャーに必要な汎用設備の規格を制定することで、通信設備のハードウエアとソフトウエアが緊密に結び付いているため既存の設備メーカーに選択肢が限られる現状を打破したいと語った。