ニュース その他分野 作成日:2017年2月17日_記事番号:T00069014
香港政府統計処が発表した貿易統計によると、香港の2016年の対台湾貿易額は前年比8%増の469億9,800万米ドルで、台湾は香港の貿易相手として日本を抜いて3位に浮上した。台湾が日本を上回るのは約20年ぶり。蔡英文政権発足後の中台関係の冷え込みを受けて、中国への直接の輸出を避けて、香港を経由して行う台湾企業が増えたことを反映したようだ。17日付工商時報などが報じた。
香港の16年の対台湾輸出額は95億5,300万米ドル、輸入額は374億4,500万米ドルだった。
貿易相手首位は中国で、貿易額は4,949億1,000万米ドル(前年比1.5%減)。2位は米国で680億3,600万米ドル(4.1%減)だった。4位は日本で、465億9,500万米ドル(5.1%減)だった。
香港貿易発展局全球弁事処(HKTDC)の朱耀昌台湾地区総経理は、台湾の3位への上昇に対し、双方による今後のさらなる貿易拡大への期待感を示した。ある業者は、中台関係の冷え込みで台湾製品に対する中国での水際検査が厳しくなったため、香港を経由した方が輸出がスムーズに進むと話した。
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