ニュース 電子 作成日:2017年2月18日_記事番号:T00069023
ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)傘下、世界先進積体電路(VIS)の2016年連結売上高は前年比10.8%増の258億2,800万台湾元(約950億円)、純利益は前年比33.2%増の55億3,700万台湾元(約200億円)でいずれも過去最高となった。液晶パネル用ドライバIC、電源コントローラICが好調だった。18日付工商時報が報じた。
証券会社はVISの第1四半期の売上高見通しについて、春節(旧正月)によって稼働日が減ったため前期比5~10%減少すると予測した。ただ、第2四半期には再びフル稼働となり、四半期ベースの過去最高を更新するとみている。中国での液晶パネル生産拡大によりドライバICの需要が強まるほか、海外のIDM(垂直統合型の半導体メーカー)からの電源コントローラIC受注が貢献するためだ。
また、スマートフォンで指紋認証機能の搭載が進んでおり、指紋認証ICも好調の見通しだ。VISは既にスウェーデンのフィンガープリント・カーズ(FPC)、中国の深圳市匯頂科技(GOODiX)といった指紋認証IC大手から受注を獲得したと伝えられている。
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