ニュース 電子 作成日:2017年2月18日_記事番号:T00069027
受動部品大手、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)が17日発表した2016年純利益は、前年比78%増の21億5,200万台湾元(約80億円)で過去最高となった。車載用、工業用など粗利益率の高い製品への注力が効果を挙げた他、TDKが昨年、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の中低価格帯業務を縮小した影響で転注が増えたもようだ。18日付工商時報が報じた。
ウォルシンの16年連結売上高は184億9,000万元で、前年比15.3%増だった。粗利益率は23.6%で、前年比5.57ポイント上昇して過去10年近くで最高となった。ウォルシンは16年、高粗利益率の車載用製品の売上構成比が5%、工業用は19.8%に達した。
ウォルシンは、例年第1四半期は非需要期だが、今年は稼働率が高水準を保っていると明かした。通年でもMLCCの需給逼迫(ひっぱく)によって業績は期待できるとみている。
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