ニュース 公益 作成日:2017年2月18日_記事番号:T00069035
台北市政府は17日、同市文山区でごみ埋め立て場を再開発した「福徳坑環保復育公園」に整備した太陽光発電施設「エネルギーの丘」の稼働開始式を行った。18日付聯合報が伝えた。
数多くの太陽光パネルが緑地を覆うようすは壮観だ(台北市政府リリースより)
エネルギーの丘は、市政府が家電大手の大同(TATUNG)と提携し、建設を進めていた。敷地が公園の一部であることに配慮し、地面に杭を打ち込まない工法で工事が進められた。3ヘクタールの緑地に8,000枚の太陽電池パネルが設置され、年間発電量は200万キロワット時(kWh)で、4人家族基準で300戸分の電力を賄うことができる。旧ごみ埋め立て場への太陽光発電所設置は台湾で初の試みだ。
台北市政府環境保護局の劉銘龍局長は「土地が狭くて人口が集中する台北市では、大面積の太陽光発電所を開発することが難しいが、福徳坑環保復育公園の前身はごみ埋め立て場で、土地が広く、日照量も十分だ。既にバイオガス発電を行っており、売電設備も備えているため、計画推進にうってつけだった」と説明した。
台北市政府はエネルギーの丘第2期計画として、南港区の山猪窟ごみ埋め立て場を再開発した山水緑生態公園への太陽光発電設備設置を検討している。
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