ニュース 政治 作成日:2017年2月18日_記事番号:T00069037
共産党機関紙・人民日報の海外版は17日の社説で、台湾が「一つの中国」と「1992年の共通認識(92共識)」を認めない限り、世界保健機関(WHO)の年次総会に当たる世界保健総会(WHA)や国際民間航空機関(ICAO)などの国際組織への参加はあり得ないと論じた。18日付中国時報が報じた。
社説は、92共識は両岸(中台)関係の基礎で、認めなければ「国際空間」を得るチャンスはなく、蔡英文政権下では国際空間が縮小する一方だと指摘した。
また、南アフリカ共和国のジェイコブ・ズマ大統領の「一つの中国」を堅持するとの発言や、カンボジアのフン・セン首相の国内での中華民国国旗の掲揚禁止などを例に挙げ、「一つの中国」は国際社会の主流だと主張した。
一方、今年5月22日からジュネーブで行われるWHAの参加に向け、台湾外交部の李大維部長は同日、継続的な交渉を行っていくと述べた。また外交部の徐佩勇・国際組織司長は、友好国の支持を集めている他、密に連絡を取っているWHOからは理解が得られていると話した。
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