ニュース 政治 作成日:2017年2月18日_記事番号:T00069038
中国が台湾に対し、指導者の排除を図るいわゆる「斬首作戦」を実行するリスクに対処するため、有事の際に総統を軍用ヘリコプターで安全に避難させる演習が17日早朝に行われた。18日付自由時報が伝えた。
国防部に降下する演習ヘリコプター。「斬首作戦」の際は総統を可能な限り速く別の場所に移さなければならない(17日=中央社)
今回の演習は、有事の際に総統を「第2の指揮所」に避難させる「万鈞計画」に問題がないかどうかをチェックするもので、空軍のヘリ「シコルスキーS-70C(海鴎)」と陸軍のヘリ「UH-60(ブラックホーク・黒鷹)」が国防部の博愛営区(駐屯地、台北市大直地区)に降下した。
軍関係者によると、国防部の大直地区への移転後、ヘリによる離着陸演習は初めてだという。大直地区は松山空港に隣接しているため、同空港の管制塔と調整の上、早朝の25分間に演習を完了した。
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