ニュース 社会 作成日:2017年2月18日_記事番号:T00069041
H5N6型の高病原性鳥インフルエンザウイルス感染拡大を防ぐため、行政院農業委員会(農委会)が17日から7日間、家禽の屠殺(とさつ)、移動を禁じたことを受け、飲食業界に影響が広がっている。18日付蘋果日報が伝えた。
今後は鳥肉関連食品の値上げも予想される(17日=中央社)
桃園市内で鶏肉料理を扱う業者は、移動禁止措置があまりに突然で政府に事前対策がなかったなどとして、店頭に抗議の横断幕を掲げた。経営者は「措置が発表された後、売り上げが10分の1に落ちた上、市場でニワトリの価格が3割上昇した」と不満を漏らした。
花蓮市の有名ガチョウ料理店では、鳥インフルエンザ発生後、売り上げが10~20%ダウンしており、今回の移動禁止措置を受け、やむを得ず冷凍肉の使用に切り替えたと説明した。
ファストフードチェーンは、密閉空間で飼育されたブロイラーを使用するため、移動禁止措置の影響は受けず、供給に問題はないとしている。
鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐ上で、飲食業界への一定の影響は避けられないが、措置が長期化すれば影響はさらに拡大しそうだ。
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