ニュース 電子 作成日:2017年2月20日_記事番号:T00069050
華碩電脳(ASUS)の沈振来(ジェリー・シェン)執行長は、2013年をピークに減少が続く同社のタブレット端末出荷について、今年は300万台以上を維持できるとの予測を示した。昨年実績は330万台。また、第3四半期にはタブレット事業を黒字化できるとの見方も示した。20日付電子時報が報じた。
ASUSのタブレット端末の出荷台数は13年の1,210万台をピークに、14年940万台、15年590万台と年々減少してきた。タブレット事業の従業員は1,000人余りで、今年半ばまでに規模を縮小させる。希望者はバーチャルリアリティー(VR)、拡張現実(AR)、スマートフォン事業へ配置転換する。
今年はタブレット端末のラインアップを整理し、1万台湾元(約3万7,000円)以上のミドル~ハイエンドモデル市場向けに焦点を当てる計画だ。同社は近年、タブレット端末で連続ドラマを視聴するユーザーをターゲットに、大型ディスプレイにオーディオ・ビジュアル機能を強化した機種を展開しており、昨年第4四半期に発売した最新の「ZenPad 3S 10」も、9.7インチスリムベセルに画像解析チップTru2Lifeを搭載して、価格は1万元前後だ。
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