ニュース その他製造 作成日:2017年2月20日_記事番号:T00069058
経済部統計処が18日発表した製造業の2016年生産額は12兆3,132億台湾元(約45兆円)で、前年比4.26%減だった。ただ、16年第4四半期は前期比4.58%増、前年同期比5.72%増の3兆2,648億元で、8四半期ぶりにプラス成長に転じた。景気回復傾向が鮮明になった。19日付工商時報が報じた。
業種別では、電子部品業の16年第4四半期生産額が9,590億元で前年同期比9.21%増だった。アップルのiPhone7など海外スマートフォン新機種発売が貢献し、半導体生産額が前年同期比26.12%増の3,520億元で、過去最高だった。液晶パネルと部品の生産額は2,396億元で、前年同期比10.45%増の2桁成長だった。
また、化学材料業が4,181億元で前年同期比10.37%増と、10四半期ぶりにプラス成長を回復した。原油価格の上昇、一部オレフィン工場の年次保守点検が終了したことが要因だ。
統計処は、17年第1四半期生産額もプラス成長が続くと予測した。電子産業では消費者向け製品の相次ぐ発売、石化・鉄鋼産業では原料価格上昇、自動車産業では台湾生産車の発売や新車買い替え時の貨物税(物品税)減免措置が貢献するとの見方だ。
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