台湾のスポーツシューズ業界では最近、ジョギング講習を受講できるなど趣向を凝らした店舗が相次いで開業している。20日付工商時報が伝えた。
アシックスの旗艦店は世界で４店のみだ（17日＝中央社）
アシックスは17日、台北市敦化南路に設けていたジョギング専門の旗艦店を向かい側に移転した。２階に体験コーナーや練習コーナーを設けたほか、地下１階では毎週ジョギング講習を開く。アシックス台湾の謝玉真総経理は「台湾のジョギングは進化段階に入った」と述べた。アシックスはこれまで百貨店中心に30店舗を展開していたが、今年からは量販店やアウトレットにも販路を拡大する。
プーマは今年３～４月に台北市忠孝東路に大型旗艦店を再出店し、ジョギングなど専門スポーツ用品や有名人とのコラボレーション商品「プーマセレクト」などを強化していく。
ニューバランスは昨年、台北市や台中市に大型独立店舗を開業したのに続き、今年から台北西門店で訓練プログラムを開始する。
アンダーアーマー（ＵＡ）は米ニューオーリンズでのＮＢＡオールスターゲームに合わせ、ステフィン・カリー選手のシグネチャーモデル「カリー３」の販売に力を入れる。
