スキューバダイビングを楽しめる室内プールを備えたアジア初のホテル「潜立方旅館（ダイブキューブ・ホテル）」が、台中市の西屯区安和西路に19日オープンした。20日付自由時報などが報じた。
蕭局長（右５）は、同ホテルのプールは水難救助訓練に最適で、新人訓練などで定期的に利用したいと話した（台中市政府ホームページより）
潜立方旅館のプールは水深最大21メートルで、沈没船、洞穴エリアなども設けている。スキューバダイビングの講習や結婚記念写真の撮影といったサービスを提供しており、利用料は１時間半当たり2,500台湾元（約9,100円）から。利用できる時間帯は１日当たり８～10回に分け、１回当たり20～25人が利用できる。
宿泊施設は船舶の客室（キャビン）をイメージした部屋30室を備え、２、４、６人部屋の３種類がある。料金は１泊1,800～6,000元。
なお、潜立方旅館のスキューバダイビング施設は台中市消防局の水難救助訓練にも提供する。蕭煥章局長は、内政部消防署の訓練センターの施設は水深わずか６メートルと指摘し、潜立方旅館の施設でより充実した訓練ができると話した。
