ニュース 運輸 作成日:2017年2月20日_記事番号:T00069064
韓国の海運最大手、韓進海運の破産宣告で、欧州や米国航路のコンテナ貨物の運賃が上昇しており、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)と長栄海運(エバーグリーン・マリン)は今年の黒字転換が確実視されている。20日付工商時報が報じた。
17日の欧州航路スポット運賃は1TEU(20フィートコンテナ換算)当たり858米ドル、地中海航路は884米ドルと、前年同期の2.4倍以上に上昇した。業界関係者によると、米国の小売りチェーン大手の長期契約は西海岸で1TEU1,250米ドル、東海岸で2,250米ドルと、昨年より550米ドル高い。
業界最大手のマースクは昨年3億7,600万米ドルの赤字だったが、今年は6億2,400万米ドルの黒字を見込んでいる。陽明海運の幹部は、同社も黒字が見込めると話した。
陽明海運の昨年第1~3四半期の損失は130億2,300万元(約480億円)、長栄海運は損失55億4,600万元だった。
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