ニュース 政治 作成日:2017年2月20日_記事番号:T00069067
蔡英文総統は19日、イスラエル、ドイツの駐台窓口機関などが共催した「国際ホロコースト記念日」関連のイベントに出席し、歴史への向き合い方で台湾はドイツに学ぶべきだと主張した。20日付自由時報が伝えた。
蔡総統は、深刻な歴史をジョークに用いるべきでないなどと指摘した(19日=中央社)
蔡総統は「戦後のドイツは長期的な努力を経て、謝罪と賠償を行い、積極的に各世代の歴史教育を進め、反ナチスを法制化した」とした上で、「同様に人権迫害を受けた記録がある国として、台湾もドイツの勇気を学び、歴史と向き合うべきだ」と述べた。
イベントには最近の学校行事で一部生徒がナチスの軍服のコスプレを行ったことで物議を醸した光復高級中学(新竹市)の生徒・教員計139人も出席した。
蔡総統は「事件後の態度は事件全体にむしろポジティブな影響を与えた。我々は国家による暴力が人権を迫害した歴史について、深く考えたことがなかったためにこういう過ちが生じた」と指摘した。
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