ニュース 社会 作成日:2017年2月20日_記事番号:T00069069
全国反大気汚染デモが19日、高雄市と台中市で開かれ、「呼吸権を返せ」などと書かれた横断幕を手に大気汚染対策を要求した。20日付聯合報が伝えた。
高雄のデモには南部各地から1,000人以上が駆け付けた(19日=中央社)
台湾健康空気行動聯盟は中央政府に対し、▽大気汚染防止・温暖化防止の小委員会を速やかに設置する▽中南部の大気汚染改善に向けたスケジュールと具体的方法を示す▽空気汚染防制法(大気汚染防止法)改正による大気汚染物質の管理拡大および民事・刑事上の責任と罰金の強化──を求めた。 これについて、行政院環境保護署(環保署)の詹順貴副署長は「各官庁が具体的措置について2月末までにリストアップを行い、意見が一致すれば、公聴会で市民の共通認識を形成したい。空気汚染防制法改正は今年上半期までに終えたい」と述べた。
中南部の大気汚染は深刻で、昨年12月に大気汚染の指標となる空気質指数(AQI)の新基準を導入して以来、オレンジ(指数101~150・大気汚染に敏感な人にとって不良)より大気汚染が深刻だった日数は80日のうち76日を占めた。
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