ニュース 電子 作成日:2017年2月21日_記事番号:T00069077
アップルが今年発売するとみられるスマートフォン新機種「iPhone8」は、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)アウトセル型タッチパネルが採用され、感圧タッチ「3D Touch(3Dタッチ)」機能向けモジュールが複雑化すると観測される中、鴻海精密工業傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)や宸鴻集団(TPKホールディング)は今年、アップルからの受注に備え、両社で合計70億台湾元(約260億円)以上の設備投資を行う見通しだ。21日付工商時報が報じた。
GISは20日、董事会で今年の設備投資額を23億5,100万元とする予算案を承認。中国・成都工場で顧客の新製品向けに生産能力を拡充するとしているが、iPhone8の3Dタッチモジュール受注に備えるものと観測されている。
一方、TPKも先ごろの業績説明会で、今年の設備投資額は47億元と、昨年の27億7,700万元から大幅に引き上げると表明。うち8割を有機EL(OLED)の3Dタッチ用生産設備調達に充てると説明した。
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