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台鉄花東線、26年に複線化へ


ニュース 運輸 作成日:2017年2月21日_記事番号:T00069090

台鉄花東線、26年に複線化へ

 国家発展委員会(国発会)は20日、台湾鉄路(台鉄)東部幹線の花蓮駅から南迴線の知本駅(台東県)までの全長107.8キロメートルの複線化を進める計画の実行可能性調査報告書を承認した。2021年6月の着工、26年6月の完成を目指す。総工事費は410億6,700万台湾元(約1,500億円)を見込む。複線化の実現後、同区間の列車本数は2倍に増え、乗車券が入手困難な状況が大幅に改善される見通しだ。21日付工商時報が報じた。

 交通部鉄路改建工程局の温代欣主任秘書は、単線運行では電車の待ち時間が長くなり過ぎ、通勤客や旅行客に不便なほか、事故の際には他の全ての路線に影響すると指摘。複線化工事の完了後、ラッシュ時の運行本数が現在の1時間3本から5本に増え、非ラッシュ時の運行本数も大幅に増えるほか、走行速度と運行の安定性も高まるとの見通しを示した。