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1月の海外投資認可額2倍増、東南アジア向け大幅成長


ニュース その他分野 作成日:2017年2月21日_記事番号:T00069094

1月の海外投資認可額2倍増、東南アジア向け大幅成長

 経済部投資審議委員会(投審会)の20日発表によると、1月の台湾資本による海外投資認可件数は32件で前年同月比30%減少したが、投資認可額は4億6,200万米ドルで113.7%増加した。投審会関係者は、企業の海外投資計画は1年以上かかるので、蔡英文政権による東南アジアや南アジアとの関係強化を目指す「新南向政策」の効果が表れるにはまだ早いが、中国の人件費上昇などで東南アジア投資が増えていると指摘した。21日付工商時報が報じた。

 台湾資本による海外投資認可額は、▽シンガポール、2億2,200万米ドル▽ベトナム、6,400万米ドル▽フィリピン、4,500万米ドル▽インドネシア、3,000万米ドル──などが多かった。

 台湾資本による中国投資認可件数は38件で前年同月比90%増、投資認可額は5億9,200万米ドルで、80.6%増だった。投審会は、春節(旧正月、2017年は1月28日)前に認可を急いだためと説明した。

 一方、中国資本による台湾投資認可件数は13件で前年同月比38.1%減、投資認可額は3,200万米ドルで396.5%増だった。

 外国資本・華僑による台湾投資認可件数は198件で、前年同月比30%減、投資認可額は3億6,700米ドルで27.1%減と、4カ月連続で減少した。