ニュース 電子 作成日:2017年2月22日_記事番号:T00069104
宏達国際電子(HTC)の1月の台湾スマートフォン市場での販売額シェアは4.8%で、中国の広東欧珀移動通信(OPPO)に抜かれ6位に転落した。OPPOの販売額シェアは5.6%で、中国スマホブランドでは初となる5位に浮上した。22日付蘋果日報が報じた。
機種別では、HTCは上位10位に1台もランクインしなかった一方、OPPOは「R9s」が2万6,000台売れ4位となった。
HTCは1月に人工知能(AI)搭載のスマートフォン旗艦機種「HTC Uウルトラ」を発売。用意した1万台が発売後1時間で売り切れる好調さを見せたが、ガラス筐体の歩留まり率が低い上に、春節(旧正月)連休の影響で供給量を拡大できなかった。
OPPOの販売好調について蘋果日報は、中国メーカーを連想しにくいブランド名にし、マイナスイメージからの脱却に成功したためと分析した。業界関係者は、同社は新製品発売前に、自社製品を扱う通信キャリアの店舗に直接スタッフを派遣して販売や宣伝方法の教育を行っており、これが販売増につながっていると指摘した。
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