ニュース 電子 作成日:2017年2月22日_記事番号:T00069107
通信キャリア大手、台湾大哥大(台湾モバイル)の関連会社で、ケーブルテレビ(CATV)大手、凱擘(kbro)の王鴻紳総経理は21日、同社が台湾域内の同業者と共同でデジタル・ブロードバンド・ネットワークの構築を進めており、来年には通信速度1ギガビット毎秒(Gbps)のネットワークが整備され、中華電信に対抗し得る台湾第2の高速ブロードバンドとなると語った。なお今回の高速ブロードバンド網構築は、中華電信に対抗すべく、台湾大哥大の蔡明忠董事長が号令をかけてCATV業者の結集を進めるものと22日付工商時報は指摘している。
なお台湾大哥大は昨年、CATV業者との提携により2018年に通信速度1Gbpsのブロードバンドインターネット接続サービスを月額1,000台湾元(約3,700円)未満で提供すると表明。同サービスを約3,600元で提供する中華電信のブロードバンドユーザーの取り崩しに強い意欲を示しており、これに向けてネットワークインフラの構築を着々と進めているようだ。
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