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台北南京東路の亜洲信託ビル、ホテル併設マンションに再開発へ


ニュース 建設 作成日:2017年2月22日_記事番号:T00069111

台北南京東路の亜洲信託ビル、ホテル併設マンションに再開発へ

 大手デベロッパー、大陸建設(コンチネンタル・デベロップメント)の張良吉董事長は21日、台北市の南京東路と松江路の交差点にあるビル「亜洲信託大楼」の再開発に向けた取り壊し許可を春節(旧正月)明けに取得し、現在取り壊し作業を進めていると明らかにした。取り壊しは今年上半期に完了する見通しで、第3四半期に総額50億~60億台湾元(約180億~220億円)のホテル併設型高級マンションの予約販売を開始すると述べた。単一物件として販売総額が今年最高の都市再開発案件となる見通しだ。22日付経済日報が報じた。

 亜洲信託大楼の敷地面積は517.88坪。大陸建設は地下6階、地上24階建てのビルに建て直し、地上1~9階は寒舎餐旅管理顧問のホテル、10階以上は20~40坪の住宅物件とする計画だ。

 亜洲信託大楼は大陸建設が7年前に50億5,600万元で購入した。3~6カ月のスピード審査で再開発の認可を出す台北市政府の「都市再開発快速通関」プログラムに申請したものの、審査委員が商業施設面積の拡大を求めたため、計画の全面見直しを余儀なくされ認可取得に5年を要した。