ニュース 建設 作成日:2017年2月22日_記事番号:T00069112
太子建設開発(プリンス・ハウジング&デベロップメント)は21日、台北市内湖区潭美段のオフィスビル「太子国際企業本社ビル」(延べ床面積6,508.06坪)を、26億台湾元(約96億円)でパソコン周辺設備メーカーの碩天科技(サイバー・パワー・システムズ)に売却したと発表した。商用物件の売却額としては今年最高だ。22日付工商時報が報じた。
太子建設開発は7年以上前に内湖区潭美段の1,000坪の用地を落札し、太子国際企業本社ビル2棟を建設した。うち1棟は2013年に床面積1坪当たり60数万元で製薬の葡萄王生技(グレープキングバイオ)に売却した。残る1棟は碩天科技に1坪当たり47万2,000元で売却したため、13年当時と比べ21%値下げした計算だ。
今回の取引を担当した総合不動産サービスの英サヴィルズの台湾法人、第一太平戴維斯(サヴィルズ台湾)の黄瑞楠協理は、税制改正で不動産の価格が下落する中、碩天科技は内湖5期再開発区の先行きとビルの品質を好感し、台北市南港区のオフィスからの移転を決めたと説明した。
黄協理はまた、昨年第3四半期からIT企業が自社利用を目的に内湖5期再開発区や内湖科技園区(内科)内の旧宗段などの物件を物色していると明らかにした。
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