ニュース 電子 作成日:2017年2月23日_記事番号:T00069138
経済部投資審議委員会(投審会)は22日、鴻海精密工業による中国子会社の蘭考裕展精密科技に対する2億7,000万米ドルの増資申請を認可した。蘭考裕展精密科技は光学レンズ、ガラス製品、金属部品の生産・販売を行っているため、今回の増資はアップルが今年発売するとみられるスマートフォン新機種「iPhone8」の生産と関係があるようだ。23日付工商時報が報じた。
投審会は同日、鴻海による傘下のタッチパネルメーカー、業成科技(GIS)の中国子会社「業成科技(成都)」に対する2,225万米ドルの増資申請も認可した。
このほか投審会は、ファウンドリー大手の聯華電子(UMC)が傘下の和艦科技(HJTC、中国・蘇州市)の株式5.24%、聯芯集成電路製造(アモイ)の株式1.54%を取得するための3,960万米ドルの投資申請も認可した。UMCの和艦科技に対する出資比率は99%まで高まる。
和艦科技は主に8インチウエハーのファウンドリーサービスを提供している。一方、聯芯はUMCがアモイ市政府などと設立した合弁会社で、同社が設置した12インチウエハー工場では既に40ナノメートルプロセスで通信用チップの量産を開始している。
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