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17年貿易競争力、世界16位に低下=IEAT【表】


ニュース その他分野 作成日:2017年2月23日_記事番号:T00069153

17年貿易競争力、世界16位に低下=IEAT【表】

 台北市進出口商業同業公会(IEAT)が22日発表した2017年世界貿易競争力ランキングで、台湾の総合順位は16位と前年から1ランク順位を落とした。順位低下は4年連続だ。23日付経済日報などが報じた。

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 IEATは台湾の順位低下の主因として、▽賃金伸び悩みと人材流出▽対中貿易への依存度が高いこと▽中国やインドなど新興国の競争力向上──を挙げた。

 項目別では、「貿易趨勢度」が18位と3ランク順位を下げた。エコロジーやクリエイティブ商品が依然、受託生産の段階にあることなどが理由だ。「貿易自由度」は18位と1ランク順位を下げた。法律がまだシェアリングエコノミー、プラットフォーム経済などを想定していないためだ。「貿易円滑度」、「貿易難易度」はそれぞれ1ランク、2ランク順位を下げ、いずれも20位だった。「貿易リスク度」は前年と同じ15位だった。

 調査対象は54カ国・地域。上位から▽米国▽シンガポール▽ドイツ▽オランダ▽カナダ──と続いた。日本は8位、中国は25位に1ランク順位を上げた。