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作成日：2008年4月21日_記事番号：T00006916
２代目Eee PC発表、華碩Ｑ２売上高１割増も
21日経済日報によると華碩電脳（ＡＳＵＳ）は同日、簡易型パソコン（ＰＣ）Eee PCの２代目となる、8.9インチディスプレイ搭載の「Eee PC 900」を台湾市場で発売した。５月下旬には200米ドル以下の低価格デスクトップ型パソコン「Eee BOX」の発売も予定しており、証券会社では、同社は第２四半期、オフシーズンながら売上高が前期比で１割成長する可能性があるとみている。
ＡＳＵＳの第１四半期出荷量は、マザーボードが600万枚余り、ノートブック型パソコン（ノートＰＣ）は120万～130万台、Eee PCは70万台となった。第２四半期はEee PCで８割増の126万台以上と予想しており、ノートＰＣも新機種の発売が相次ぐことから出荷台数が１割増となるとみている。
ＡＳＵＳの第１四半期売上高は市場予測を下回る630億台湾元（約2,150億円）にとどまった。しかし、米サブプライムローン（信用度の低い借り手向け住宅ローン）問題の影響、株式の現物支給（分紅）の費用化、為替差損など不利な要素が多かったにもかかわらず、ブランド事業の急速な成長に支えられ、粗利益率は15％を超えるとみられる。
