ニュース 電子 作成日:2017年2月24日_記事番号:T00069166
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)グループ傘下のアルミ電解コンデンサーメーカー、凱美電機(ジャミコン)は1月、チップ抵抗器の台湾2位、大毅科技(TA-Iテクノロジー)株の公開買い付け(TOB)を実施すると表明したが、期限の23日午後3時時点で約3%しか取得できず、買い付け予定の下限である5%を下回ったためTOBは不成立に終わった。24日付経済日報が報じた。
凱美電機は今回のTOB実施に際し、大毅科技株を最大で45%取得するとしており、成功すればチップ抵抗器業界におけるヤゲオグループの世界最大手の地位安定につながるとみられていた。
TOBが不成立となったことについて凱美電機は「残念だが、これにこだわらず今後も提携の機会を模索し、台湾業界のさらなる可能性を切り開いていきたい」とコメントした。
また大毅へのTOBの再実施の可能性について翁啓勝総経理は「現行規定ではTOBが不成立となった場合、1年間は再実施することができず、現時点で考えていない」と語った。
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