ニュース 電子 作成日:2017年2月24日_記事番号:T00069167
通信キャリア最大手の中華電信は23日、スマートフォン大手ブランドの宏達国際電子(HTC)、IC設計大手の聯発科技(メディアテック)、ネットワーク機器大手の中磊電子(サーコム)などと提携し、世界で初めてLTE回線とWi-Fi通信の双方を使ったアグリゲーション「LWA(LTE-WLAN Aggregation)」技術を商用展開すると発表した。24日付工商時報が報じた。
中華電信は、プレ5G(第5世代移動通信システム)時代の大手4社の提携だと指摘した(23日=中央社)
中華電信は同日、メディアテックのLWA対応チップ「Helio P10」を採用したHTCのスマホ「U Play」、およびサーコムのスモールセル(小型基地局)を使ったLWAネットワークのデモを行い、400メガビット毎秒(Mbps)の通信速度を実現した。
中華電信行動通信分公司の涂元光総経理は、今年はまず台北市と新北市でLWAサービスの提供を開始し、その後、大学やファストフード店、コンビニエンスストアなどにネットワークを拡大したいと語った。またLWAネットワークの拡大に向け、同社は今年、スモールセル2,000基を調達する計画だ。
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