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マツダ17年の販売目標1.9万台、前年比19%減【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年2月24日_記事番号:T00069168

マツダ17年の販売目標1.9万台、前年比19%減【図】

 台湾馬自達汽車(マツダモーター台湾、MMT)の浜本俊輔董事長は23日、2017年の目標新車販売台数を、昨年実績から19.8%減となる1万9,000台に設定したと明かした。貨物税(物品税)減免措置が2年目となり効果が薄れること、モデルチェンジのため1月から販売を一時中止しているSUV(スポーツ多目的車)「CX-5」の入荷が6月までずれ込むことなどが要因だ。24日付工商時報が報じた。

/date/2017/02/24/03Mazda_2.jpgCX-5モデルチェンジ版の予約受付を同日開始した。入門モデルは102万元からで、前モデルから約3%引き下げた(同社リリースより)

 マツダは昨年、台湾市場で過去最高となる2万3,700万台を売り上げ、シェア6位に浮上した。このうち「CX-5」は4,500台だったが、今年は2,000台まで落ち込むとみている。

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 また昨年販売が好調だった「マツダ3(日本名・アクセラ)」、「マツダ6(日本名・アテンザ)」も、新モデル投入から時間がたっており、販売力が落ちるとの見方を示した。

 浜本董事長は一方、今年は顧客管理システムを構築するほか、台湾全40カ所のショールームでサービスの質を引き上げるなど顧客サービスに注力すると話した。2億台湾元(約7億3,000万円)を投じて台北市内湖区旧宗路に設ける、敷地面積3,000坪のマツダのアジア最大(中国を除く)のショールームは6月にオープンする予定だ。