ニュース 金融 作成日:2017年2月24日_記事番号:T00069176
金融監督管理委員会(金管会)が23日発表した統計によると、中国のデビット・クレジットカード「銀聯カード」の2016年の台湾での利用額は729億台湾元(約2,680億円)で、前年比20.7%の大幅減となった。09年に台湾で銀聯カードの利用が始まってから、前年割れとなったのは初めてだ。24日付経済日報が報じた。
銀聯カードは15年までは利用額が年々増加。訪台中国人がピークを迎えた15年には、過去最高の920億元を記録した。しかし、民進党の蔡英文政権への交代で中台関係が冷え込み、訪台中国人が延べ351万人余りと前年比16%減となったことで利用額も急減した。
金管会は一方、電子商取引(EC)サイトなどでの商品購入に伴う第三者支払いサービスの累計利用額は、15年のサービス開始以降、中国人の台湾サイトでの購入による消費が80億元、台湾人の中国サイトでの購入による消費が90億元に達し、越境ECが活発化していると説明した。
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