ＩＣ設計最大手、聯発科技（メディアテック）は27日、世界最大のモバイル関連展示会、モバイル・ワールド・コングレス（ＭＷＣ、バルセロナ）で、第５世代移動通信システム（５Ｇ）プラットフォームをノキアと共同開発すると発表した。28日付工商時報が報じた。
両社の提携は、３ＧＰＰで策定中の５Ｇ標準仕様（ＮＲ）に準拠した、2018年からのトライアルのプラットフォームとなる。ノキアのネットワーク技術とメディアテックのシステムオンチップ（ＳｏＣ）により、顧客の５Ｇ対応端末の発売を早める狙いがある。
メディアテックやライバルのクアルコムは20年を目指す５Ｇ商用化に向け、通信キャリアや設備メーカーと相次いで提携している。
