ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年3月1日_記事番号:T00069198
中国鋼鉄(CSC)は24日、鋼板など主要7製品の第2四半期の台湾域内向け価格を1トン当たり平均1,396台湾元(約5,200円)、6.9%引き上げると発表した。国際価格が上昇する中、原材料コスト上昇を反映したと説明した。25日付工商時報が報じた。
値上げ幅は▽鋼板、939元▽棒線、1,200元▽熱延、1,495元▽冷延、1,552元▽電気亜鉛めっきコイル、1,200元▽電磁鋼板、2,600元▽溶融亜鉛めっきコイル、1,600元──。
CSCは値上げについて、原料炭や鉄鉱石価格の上昇により、中国宝武鋼鉄集団などがこの半年で1トン当たり100米ドル以上値上げしており、4月にも中国、韓国メーカーが値上げを予定していると指摘した。今後、▽米国のインフラ整備▽2020年の東京五輪▽中国の現代版シルクロード構想「一帯一路」──関連の建設事業や、中国の「サプライサイド(供給側)改革」で、鋼材需要が世界的に高まると予測した。
CSC傘下の中鴻鋼鉄は同日、3月の台湾域内向け価格を1トン当たり平均500元引き上げた。値上げ後の価格は▽熱延、1トン当たり1万8,000元▽冷延、2万1,000~2万1,500元▽溶融亜鉛めっきコイル、2万2,000~2万3,000元──。輸出価格も1トン当たり10~40米ドル引き上げた。
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