ニュース 医薬 作成日:2017年3月1日_記事番号:T00069200
新薬開発の基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)は28日、開発中の肝臓がん新薬「PI-88」の第3相臨床試験について、安全性については良好と認められたものの、無病生存期間(DFS)において有意な治療効果が見られなかったとの結果を発表した。1日付経済日報が報じた。
今回の臨床試験では新薬の効果を検討するため、患者258人に「PI-88」を、別の261人に偽薬を投与し、二重盲検法による評価が行われたが、分析の結果、双方のグループに有意な差は見られなかった。
ただメディゲンは、今回対象となった患者のうち微小血管侵襲が見られるグループについては「PI-88」の投与により無病生存期間に顕著な効果が見られたと説明。張世忠同社董事長は、今後、今回の試験結果を基に新たな方式での臨床試験実施を各国の監督機関に申請することを検討していると語った。
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