ニュース 医薬 作成日:2017年3月1日_記事番号:T00069202
中外製薬は27日、衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)より、抗悪性腫瘍剤/ALK(未分化リンパ腫リン酸化酵素)阻害剤「アレセンサ」の輸入販売許可を取得したと発表した。発売時期は薬価基準に収載され、準備ができ次第、決定する。
アレセンサは、中外製薬が創製したALK選択性が高い経口薬。TFDAより「クリゾチニブに不応または不耐容のALK陽性の進行非小細胞肺癌(NSCLC)」に対する承認を取得した。
中外製薬によると、NSCLCの約5%でALK融合遺伝子の発現が報告されている。アレセンサは、ALKチロシンキナーゼ活性を選択的に阻害することにより腫瘍細胞の増殖を阻害し、細胞死を誘導することで、抗腫瘍効果を発揮する。また、薬剤を脳から能動的に排出するポンプである血液脳関門で認識されない。このため、中枢神経系において活性があり、脳転移に対しても有効性が確認されている。
アレセンサは、日本で販売しているほか、台湾をはじめ、香港、韓国、米国、カナダ、欧州、クウェート、イスラエルなどでも販売が許可されている。
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