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リージェント台北で火事、宿泊客348人避難


ニュース 社会 作成日:2017年3月1日_記事番号:T00069211

リージェント台北で火事、宿泊客348人避難

 25日午前3時44分ごろ、台北市中山区の高級ホテル、台北晶華酒店(リージェント台北)の地下1階商店街に入居する高級ブランド「シャネル」の倉庫から出火する火災が発生した。約10平方メートルを焼き、同午前5時20分ごろに鎮火した。宿泊客数人が煙を吸い不調を訴えた。26日付蘋果日報が伝えた。

/date/2017/03/01/19hotel_2.jpg消防がガラスを割って中に入ると、3坪ほどが燃えていたという(25日=中央社)

 出火当時、ホテル内には348人が宿泊しており、一部は火災報知器のベルや通風口から広がった煙に驚いて避難した。ホテル側が宿泊客に館内放送で避難を呼び掛けたのは出火から30分後で、宿泊客からはホテル側の対応に不手際があったとの批判も出た。

 出火原因は調査中だが、シャネルの損害は数百万台湾元(1元=約3.7円)に上るもようだ。ホテル側は「十分な保険に加入しており、経営には影響がない」とした上で、専門委員会を設置し、出火後の対応について全面的な見直しを行うと説明した。地下商店街は26日の営業を取りやめた。