ニュース 電子 作成日:2017年3月2日_記事番号:T00069219
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)の周漁君技術長はこのほど、人工知能(AI)技術について、同分野での研究開発(R&D)に着手した2012年当初に比べ投資額が100倍に達していると明らかにした。応用先にはモバイル通信やカーエレクトロニクスが含まれるが、現時点でカーエレ分野を重視しているという。2日付工商時報が報じた。
また周技術長は、自動車の内部と外部にAI技術を導入することを計画していると説明。車内への導入については、カメラを設置して運転者を撮影し、その表情や動作から生理状態や疲労の程度などを判断。運転への影響を分析し、警告を発する機能を検討していると明らかにした。また車外への導入については先進運転支援(ADAS)を通じた車間距離や天候の識別による運転者への警告などが見込まれる。
このほか周技術長は、移動通信の標準化団体、3GPPが策定中の第5世代移動通信システム(5G)の仕様が年内に確定し、来年にはハードウエアの開発が進み、メディアテックも19年前後に試験的な製品を発表できるとの見通しを示した。
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