ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年3月2日_記事番号:T00069228
2月の新車登録台数は2万4,215台で前月比46.7%減、前年同月比12.3%増だった。業界関係者は前年比増の要因について、今年は春節(旧正月)が早かったことで2月の出勤日数が昨年よりも多かった上、春節連休のため出荷が遅れていた輸入車の納車が増加したことを挙げた。2日付工商時報が報じた。
輸入車のみを扱うベンツ、マツダ、BMW、フォルクスワーゲン(VW)の4ブランドが新車登録台数で上位10位入りした。2月新車登録台数のうち41.2%を輸入車が占め、近年で最大の割合となった。このうちVWは、昨年行った装備の充実を図ると同時に値下げをする戦略が奏功し、販売台数が782台と前年比101%増となった。
2月はSUV(スポーツ多目的車)の販売も好調だった一方、台湾生産車の主流である排気量1.6~2リットル中型セダンは2カ月連続で前年を大きく下回った。
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車の2月の新車登録台数は前月比52.8%減、前年同月比1.4%増の6,657台で、市場シェア27.5%だった。人気の輸入車SUV「RAV4」は1,550台で、輸入SUV市場で首位だった。
2位の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)は前月比36.2%減、前年同月比29%増の3,003台で、シェア12.4%だった。自社ブランドの「ベリカ(菱利)」などの商用車は前年同月比34%増と好調だった。
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