ニュース 政治 作成日:2017年3月2日_記事番号:T00069242
鄭麗君文化部長は2日、「あらゆる不義の跡地を整備し、台湾で何が行われたかを次の世代に伝えたい」と述べ、国民党が戦後行った白色テロに関連した場所を保存、公開していく考えを示した。
国家人権博物館準備処によると、白色テロ時代の跡地は、台北市万華区の馬場町処刑場(現・馬場町紀念公園)や新北市新店区の景美刑務所(現・景美人権文化園区)、高雄市鳳山区の鳳山招待所(現・海軍鳳山無線電信所)など台湾全土に45カ所。鄭文化部長は、「欧州の多くの国で行われているように、一つの世代が真に歴史に向き合い、反省し、人権教育を受けることで、同じ過ちを防ぐことができる」と狙いを語った。
これに対し国民党の洪秀柱主席は、「民進党は転型正義(移行期の正義)の名の下、李登輝政権以前の中華民国が台湾で行った事績を徹底的に消そうとしている。中華民国を外来政権と位置付けて、台湾独立を導く意図がある」と批判した。
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