ニュース 電子 作成日:2017年3月3日_記事番号:T00069247
台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)董事長は2日、同社の2017年売上高は前年比5~10%増と、半導体市場平均の4~5%増を上回るとの予測を示した。その上で、TSMCの製造プロセス技術はあらゆるライバルを上回っていると述べ、競争力に自信を示した。3日付経済日報が報じた。
張董事長は、00年までは半導体市場の年成長率15~16%に対し、TSMCは毎年30~40%で成長してきたと説明した上で、現在は1桁成長に縮小しているが、半導体は基幹産業となり、スマートフォンやIoT(モノのインターネット)など広い分野で利用されていて、今後も成長が続くとの見方を示した。
張董事長はまた、東芝が分社して設立する半導体メモリー新会社の出資を募る入札にTSMCが応じるとの観測について、「現在は観察中だ」とのみ回答した。
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