ニュース 家電 作成日:2017年3月3日_記事番号:T00069252
3日付工商時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)は、傘下シャープ製品の中国市場における販売強化に向け、シャープが中国に設立した販売会社、夏普商貿(中国)と鴻海集団の通販サイト、富連網を新会社に統合、現地販売業者との提携などを進めるほか、一般消費者に製品の部品を直接配送するサービスを始動させる方針だ。鴻海グループの陳振国副総裁は「大陸(中国)におけるシャープのテレビ販売量は今年、数倍に成長する」との見方を示した。
中国、香港、台湾市場におけるシャープ製品の販売戦略を主導する陳副総裁は、「テレビの完成品を(中国に)輸出する時代は過ぎ去った」と語り、現地の需要を調査した上で部品から製品まで現地で生産して消費者に届けると述べた。
また富連網を運営する富連網国際電子商務の袁学智首席執行長は、シャープ製品の中国における販路は現在、▽富連網とシャープの公式サイト▽国美電器(GOME)や蘇寧電器といった家電量販店、ネット通販の京東商城など大型チャネル▽各地の小規模販売業者──の3タイプに分かれるとした上で、今後は小規模販売業者に出資を行うことも視野に入れていると語った。
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