ニュース その他製造 作成日:2017年3月3日_記事番号:T00069258
太陽電池大手、新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)の洪伝献董事長はこのほど、将来的に多結晶シリコン型電池市場から撤退し、単結晶シリコンPERC(Passive Emitter and Rear Cell)電池にリソースを集中させるとの方針を表明。第4四半期にも変化が目に見える形となって表れると語った。3日付工商時報が報じた。
多結晶シリコン型太陽電池市場では近年、中国メーカーがシェア拡大に向け、異常なほどの価格引き下げを行っているほか、需給面でも中国メーカーが東南アジアなどに建設している新工場が相次いで稼働すれば供給過剰がさらに深刻化すると予想されており、こうした状況がネオソーラーの撤退表明につながったとみられる。
なおネオソーラーは単結晶シリコンPERC電池事業に専念すると同時に、太陽電池の生産能力を現在の2.2ギガワット(GW)から1GWに縮小する計画だ。今後は台湾のモジュール市場での商機獲得に努めるほか、太陽光発電事業の世界展開に全力を挙げる方針だ。
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