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1月の製造業景気信号、4カ月連続で後退傾向【図】


ニュース その他製造 作成日:2017年3月3日_記事番号:T00069260

1月の製造業景気信号、4カ月連続で後退傾向【図】

 台湾経済研究院(台経院、TIER)が2日発表した今年1月の製造業景気指数は10.85ポイントで前月から0.75ポイント下落したものの、景気信号は「黄青(後退傾向)」を維持した。後退傾向は4カ月連続。指数下落について台経院は、春節(旧正月、2017年は1月28日)連休で稼働日が少なかったこと、製造業が例年の非需要期に入ったことを挙げた。1日付工商時報が報じた。

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 製造業景気指数を構成する5項目は、原材料投入が前月比で0.08ポイント上昇した以外は、▽需要、0.49ポイント下落▽販売価格、0.17ポイント下落▽経営環境、0.09ポイント下落▽コスト、0.04ポイント下落──と軒並み下落した。 

 業種別では、「黄青」が前月から15.02ポイント増加して44.83%と最大の割合となった。次いで「青(後退)」が前月比5.6ポイント増で全体の40.69%を占めた。「黄青」と「青」で全体の85%に達する。「緑(安定)」は12.97%で前月比6.93ポイント減少。「黄赤(過熱傾向)」は1.52%で、8.39ポイント減少した。「赤(過熱)」は0%で、前月比から0.24ポイント減少した。