ニュース 建設 作成日:2017年3月3日_記事番号:T00069262
台湾肥料(台肥)の黄耀興総経理は2日、台北市南港区のC2用地におけるホテル開発計画をいったん取りやめると明らかにした。その理由として▽訪台中国人が減少▽房屋税(建物固定資産税)と地価税(土地固定資産税)が3倍以上上昇▽投資見込み額が120億台湾元(約440億円)に上る──を挙げた。ただC2用地の開発そのものは進める方針で、契約済みの凱撒大飯店(シーザーパークホテル)、および漢来大飯店(グランド・ハイライ・ホテル高雄)と今後の建設計画を話し合うと説明した。3日付聯合報が報じた。
C2用地には当初、凱撒大飯店が136卓の大型宴会場を備えるホテルを、漢来大飯店が欧州の有名ホテルブランド、ロイヤルチューリップの導入を計画していた。両社はホテル開発計画の中止について「ノーコメント」とした。
このほか、印象台湾飯店集団が南港区に計画していた郵便局がテーマのホテルは附属施設の問題で、今年初めに建設申請が台北市政府観光伝播局に却下されていた。市場環境の変化から同様に今後はホテル建設計画を取りやめるとみられている。
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