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風力発電の仏EOLFI、台湾に850億元投資へ


ニュース 公益 作成日:2017年3月3日_記事番号:T00069264

風力発電の仏EOLFI、台湾に850億元投資へ

 フランスの風力発電事業者、EOLFIは2日、2019年に桃園市観音区の沖合いへ浮体式洋上風力発電のモデル施設2基を建設すると発表した。設備容量は1基当たり6,000キロワット(kW)で、21年の商用運転開始を目指す。24年までに同沖合いへさらに60~80基を建設し、設備容量を計50万kWに増やす。EOLFIはその後、桃園、新竹、苗栗、台中のうち2カ所以上でも洋上風力発電所の建設を検討しており、総投資額は850億台湾元(約3,100億円)に上る見通しだ。3日付工商時報が報じた。

 EOLFIの台湾子会社、欧風能源のジョエル・シセロン執行長によると、観音区の沖合いの風力発電所が稼働後、年間発電量は2億7,000万キロワット時(kWh)を見込んでおり、これは一般家庭32万世帯分の年間電力消費量に相当する。

 欧風能源は昨年、蔡英文政権の再生可能エネルギー政策に呼応して、30年までに設備容量100万kWの洋上風力発電所を建設すると発表していた。