ニュース 政治 作成日:2017年3月3日_記事番号:T00069269
馬英九前総統は2月28日から3月11日までの日程で訪米しており、1日にはニューヨークで恩師であるハーバード大学のジェロム・コーヘン教授と対談した席上、中台関係の在り方について、「現状を維持し、統一を潜在的な選択肢とすることが台湾が生き残る上で最善の方式だ」と述べた。3日付聯合報が伝えた。
コーヘン氏(右)の「あなたは中台関係を改善する役割がある」との投げ掛けに、馬前総統(左)は笑って「はい」と答えた(3日=中央社)
馬前総統は台湾独立について、「独立を宣言する必要はないし、成功することもない」と述べた上で、中華民国が1912年以来、主権が独立した国家であるとの従来の立場を強調。その上で、「台湾人民には2つの選択肢がある。1つは現状維持、もう1つは中国大陸との統一だ。しかし、統一を実現するには、まだ道のりが長い」と述べた。
馬前総統の発言について、行政院大陸委員会(陸委会)の邱垂正報道官は「台湾の前途は2,300万人の人民の自由な選択と決定に委ねられる。これは大多数による共通認識だ」と述べた。
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