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中華航空と米ノルダム、整備会社合弁で覚書


ニュース 運輸 作成日:2017年3月6日_記事番号:T00069285

中華航空と米ノルダム、整備会社合弁で覚書

 中華航空(チャイナエアライン)は3日、航空機メンテナンス会社、米NORDAM(ノルダム)と、エンジン逆推力装置や複合材料部品のメンテナンス合弁会社を台湾に設立することで覚書を締結した。年内に正式契約を締結する予定だ。ノルダムにとって、アジア唯一のメンテナンス工場となる。4日付工商時報が報じた。

/date/2017/03/06/13ChinaAir_2.jpg何董事長(右2)。これまで提携関係にあったノルダムのアジア工場設立計画に対し、中華航空はシンガポール企業などを退け、提携のチャンスを手に入れた(中華航空リリースより)

 ノルダムとの合弁により中華航空は、傘下メンテナンス工場の技術向上を図るほか、比較的安価で自社の保有機をメンテナンスできるようになる。中華航空の何煖軒董事長は、台湾の航空宇宙産業の発展にも貢献できると話した。

 中華航空傘下の航空機メンテナンス会社、台湾飛機維修(TAMECO)は来年3月に、仏エアバスA350型機の格納庫を東アジアで唯一備えるメンテナンス工場が完成予定だ。A350型機の窓にはノルダムの部品が採用されている。