ニュース 電子 作成日:2017年3月7日_記事番号:T00069302
半導体メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)は6日の董事会で、186億5,100万台湾元(約685億円)の減資実施を決議した。減資幅は51%。早ければ6月末にも手続きを終える見通しで、1株当たりの純資産額(BPS)は現在の5.07元から10元まで上昇し、1株当たりの利益(EPS)も倍増する可能性がある。7日付工商時報が報じた。
50%を超える減資の実施に証券会社の多くは「予想外」との反応だが、長期的に見ればメリットが大きいとの見方が強い。5月の株主総会での決議、監督機関の承認を経て順調に減資が実現すれば、現時点の受注状況から今年の同社のEPSは2元に達する可能性もあり、株価の変動に有利に働くとみられる。
また証券会社は、フラッシュメモリー市場は需要が旺盛で、マクロニクスが主力とするNOR型フラッシュメモリーも顧客からの引き合いが強く、現在、生産ラインはかなり逼迫(ひっぱく)しているという。
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