ニュース その他製造 作成日:2017年3月7日_記事番号:T00069312
中華経済研究院(中経院、CIER)が6日発表した2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.8で、前月から2.4ポイント上昇し、「景気拡大」と「景気後退」の境目である50を12カ月連続で上回った。PMIを構成する主要5項目のうち新規受注が58.2と、前月から6.8ポイント上昇して全体を押し上げた。7日付工商時報が報じた。
新規受注のほか、▽雇用、55.8(前月比3ポイント上昇)▽原材料在庫、54.8(2.7ポイント上昇)──が上昇した。▽サプライヤー納期、60.4(0.2ポイント下落)▽生産高、49.9(0.4ポイント下落)──は下落した。
業種別では、▽電子・光学、57.6(前月比5.5ポイント上昇)▽交通設備、63.6(4.5ポイント上昇)▽化学・バイオ医療、56.3(3.4ポイント上昇)▽電力・機械設備、61.7(1.7ポイント上昇)▽基礎原材料、50(0.2ポイント上昇)──が上昇した。食品・紡織は47.1で、前月比12.9ポイント下落した。
非製造業総合指数(NMI)は48.5で前月比5.6ポイント下落し、「景気後退」に転じた。中経院の呉中書院長は、非需要期に入ったほか、週休2日制(一例一休)実施が影響したと指摘した。特に宿泊・飲食業、小売業、運輸・倉庫業など、人件費の上昇による価格引き上げや、シフト編成が困難になりサービスの縮小を迫られた業種で指数が大きく落ち込んだ。
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